今回検証する案件は、坂井彰吾のビクター(VICTOR)という怪しい資産運用システムです。
商品ページではスマホをタップするだけで稼げると言われていますが、
検証した結果おすすめできないと判断せざるおえない内容でした。
この記事では皆さんの代わりに坂井彰吾のビクター(VICTOR)へ登録して検証し、口コミ評判などを調査したうえでおすすめできない理由を詳しく解説します。
ビクター(VICTOR)の副業とは
ビクター(VICTOR)とは、坂井彰吾氏が開発したという資産運用システムです。
このシステムは、AIが市場の動向を分析し、最適なタイミングで売買の指示を出すというものです。
利用者は、スマホから通知が届いたら2タップで売買を行うだけで、月収100万円以上を稼げると謳われています。
また、年間勝率は95%、年間平均月利は45%という驚異的な数字が提示されています。
さらに、最短30秒で利益が確定するというスピード感もアピールされています。
このように、ビクター(VICTOR)は、非常に魅力的な資産運用システムとして紹介されていますが、
本当に信用できるのでしょうか。
メリットが書かれているものの、詳細なビジネスモデルやスキームなどは不明瞭です。
坂井彰吾は何者なのか?怪しいって本当?
ビクター(VICTOR)の開発者である坂井彰吾氏についても、詳しく調べてみました。
坂井彰吾氏は、慶應義塾大学卒業後にクオンツアナリストとして活動していたという経歴を持っています。
クオンツアナリストとは、高度な数学的手法を用いて市場や金融商品や投資戦略を分析する専門家のことです。
坂井彰吾氏は、そのスキルを活かしてビクター(VICTOR)を開発したというわけです。
しかし、坂井彰吾氏の名前で検索しても、ビクター(VICTOR)に関する情報しか出てきませんでした。
つまり、坂井彰吾氏は、ビクター(VICTOR)以外には何も実績がないということです。
これは、非常に怪しいと感じました。
なぜなら、クオンツアナリストというのは、非常に高度な専門知識を持っているはずで、その分野での活動や業績があるはずだからです。
しかし、坂井彰吾氏は、そのような情報が一切ありませんでした。
これは、坂井彰吾氏が自称クオンツアナリストで、実際には何もできない人物である可能性が高いということです。
ビクター(VICTOR)の口コミ・評判
ビクター(VICTOR)の公式サイトには、利用者の声として、以下のようなコメントが掲載されています。
- 「ビクターのおかげで、毎月100万円以上の収入が確定しました。これまでにない快適な生活を送れています。」
- 「ビクターは本当にすごいです。2タップで利益が出るなんて、信じられませんでしたが、実際にやってみると本当でした。」
- 「ビクターは、私の人生を変えてくれました。これまでにない自由と豊かさを手に入れることができました。」
これらのコメントは、非常に好意的で、ビクター(VICTOR)の効果を絶賛しています。
ですが、実際の口コミは、以下のように怪しい、詐欺などと批評ばかりです。
- 「ビクターに登録したけど、詐欺だと思う。」
- 「ビクターは、最初は勝てるように見せかけて、だんだん負けるようになる。それで、追加入金を促される。絶対にやめたほうがいい。」
- 「ビクターは、運営会社が怪しい。電話やメールでしつこく勧誘される可能性が高い」
これらの口コミは、公式サイトのコメントとは全く逆の内容で、ビクター(VICTOR)の効果を否定しています。
また、これらの口コミは、非常に少ない数でした。
つまり、ビクター(VICTOR)は、ほとんど利用者がいないか、あるいは利用者が満足していないということであって、ビクター(VICTOR)の公式サイトに掲載されている利用者の声は、虚偽である可能性が高いということです。
ビクター(VICTOR)は、嘘の証言を使って、人々を騙そうとしているのかもしれないので参加には十分にご注意ください。
ビクター(VICTOR)の副業サイトから実際に登録してみた
私は、ビクター(VICTOR)の真実を確かめるために、実際に登録してみることにしました。
まずはメールアドレスを登録しなければならないようなので登録を行ってみたところ、次はLINE登録を求められました。
LINE登録後はすぐに坂井彰吾氏から挨拶文とビクター(VICTOR)の紹介動画のリンクが送られてきました。
ビクター(VICTOR)の実態は、副業ではなくギャンブル
結果、VICTOR(ビクター)の実態は、サッカーを使ったスポーツベッティングで稼いでいくということが明らかになりました。
しかしサッカーを使ったスポーツベッティングで稼ぐというのはかなりリスクが高いので注意が必要です。
なぜなら、以下の理由があるからです。
- スポーツベッティングは、ギャンブルの一種であり、法律や規制によって制限されている場合がある。
- 日本では、公営ギャンブル以外のギャンブルは違法であり、罰則がある。
- スポーツベッティングは、試合の結果や勝敗を予測することができないため、確実な利益を得ることはできない。
- むしろ、損失を出す可能性が高い 。
- スポーツベッティングは、中毒性が高く、依存症になる危険がある。
- 依存症になると、精神的な苦痛や生活の困難が生じる 。
私は、ビクター(VICTOR)がサッカーを使ったスポーツベッティングで稼いでいくということを知って、驚きと不信感を抱きました。
ビクター(VICTOR)は、AIが市場の動向を分析し、最適なタイミングで売買の指示を出すという資産運用システムであるということでしたが、実際には、サッカーの試合の結果を予想してベットするというギャンブルであるということです。
これは、ビクター(VICTOR)が嘘の説明をしているということです。
ビクター(VICTOR)は、サッカーを使ったスポーツベッティングで利益を出せるという保証はなく、むしろ、法的なリスクや損失のリスクや依存症のリスクがありますので私から参加をおすすめすることは出来ません。
ビクター(VICTOR)の料金・費用を調査
ビクター(VICTOR)について詳しく調査を進めた結果、最終的に『VICTOR PREMIUM MEMBERS(ビクタープレミアムメンバーズ)』というコミュニティに案内されることが明らかになりました。
費用は198,000円
参加すると主催者である『坂井彰吾氏』が直接ミーティングなどを行ってくれるようですが、そもそも実績皆無の方に教えられても何の説得力もありません。
返金保証もあると謳っていますが、特定商取引法に基づく表記には返金・クーリングオフの記載は一切ないので
恐らく返金やクーリングオフを求めても、連絡が取れないか、拒否されるか、脅されるかのいずれかである可能性が高いです。
きっと198000円という費用は投資金とは別に利用者から費用を巻き上げたいだけなのではないでしょうか。
投資金は最低20円〜と謳っていますが、スポーツベッティングで実際に稼ぐとなればそれ相当の費用がかかりますし、投資金やコミュニティへ高額投資を行ったところで稼げる保証はどこにもありませんので私から参加をおすすめすることは出来ません。
運営の株式会社X-Styleは怪しいのか?
ビクター(VICTOR)の運営会社は、『株式会社X-Style』という会社です。
販売事業者名 | 株式会社X-Style |
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販売事業者所在地 | 東京都港区南青山2-2-15-531 |
代表取締役 | 中村浩規 |
電話番号 | 03-4400-0704 受付時間12時〜17時(土日祝休み) |
しかし『株式会社X-Style』は、怪しい業者である可能性が高いと言えます。
なぜなら、以下の理由があるからです。
- 所在地がバーチャルオフィス
- 代表者の情報が出てこない
- 返金やクーリングオフの記載を行っていない
- 株式会社X-Styleは以前悪評高き『黒川こうき』が代表を務めていた
- 以前も高額なコミュニティ参加費を要求する悪質案件をローンチしていた
以上のことから『株式会社X-Style』という会社は信用なりません。
所在地がバーチャルオフィスであることから、登記されているとはいえ実際に会社が存在するかも分からない業者へ個人情報や金銭を受け渡すのはかなりのリスクです。
安易な参加は金銭トラブルや個人情報漏洩に繋がる恐れがありますので十分にご注意ください。
ビクター(VICTOR)は副業詐欺か まとめ
ここまで坂井彰吾のビクター(VICTOR)について調査・検証した結果をまとめると、以下のようになります。
- 年間勝率95%、年間平均月利45%は虚偽、実際には安定して利益がでることはない
- 損失が増える可能性が高いシステム
- 無料で始められると宣伝していたが、最終的には198000円の高額コミュニティへ誘導していた
- 投資ではなくギャンブル、安定して稼げることはない
これらのことから、坂井彰吾のビクター(VICTOR)は、おすすめすることは出来ません。